事例解決<800mmの玄関の段差を介護用品の重複的な適用と工夫により乗り切った事例>

800mmの玄関の段差を介護用品の重複的な適用と工夫により乗り切った事例

まずは10日間を乗り切るための緊急的な対応。 (玄関からの出入りするための緊急的対応)
①2500㎜のスロープを2枚重ねてみた。1枚は幅の狭いもの。(勾配を少しでもゆるくするために)
②車いすをアシストホイール(上りは、わずかな力で前進する。下りは、スピードが速くならないようにエンジンブレーキのように自動的にブレーキがかかるもの)にした。これでご主人にスタッフをモデルにして上り下りしてみた。だいじょうだ。なんとか10日間これで乗り切った。

※注意 スロープの2枚重ね使用は、あくまで緊急避難的な対応です。

アシストホイール付き車椅子

モーターがついています。とても便利なので家の近くが坂道の方など有効活用してほしいです。単位数が高いですが。福祉用具の進歩、開発は進んでいきます。うまく適合できるものが出てきます。現段階で一発で合う既製品がなければ、自分で作ったり組み合わせたりしてそうやって道具はいろいろ出てきます。

今後の生活を無理無く送るための恒久的な対応
段差解消機の1台はご主人の希望でスロープ作成に切り替えた。
理由は、

  • ①プラン上、単位数が大きく他のサービスを圧迫する。
  • ②住宅改修にすると1回の1割負担ですむ。毎月のレンタル料よりはるかに安いこと。
    ちなみにスロープは約6万円。1割で6,000円で終わり。段差解消機は月2,300円。毎月ずっとである。
  • ③約5mの長いスロープであるが、勾配が高さの10倍以上で楽に上がれるものだったこと。
  • ④スロープの幅も700㎜あり、進行してリクライニング車いすになってもぎりぎり可能な幅だったこと。

ここも段差解消機のほうが安全であるが、勾配がゆるいこと、段差解消機のレンタルは、単位数が大きいので、限度額を圧迫しないように住宅改修を選択した。

土を8センチほど、すきとり処分。・コンクリート舗装・コンセントを増設

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